検索クエリとはユーザーが任意に入力した検索キーワードから、どのくらいそのホームページに訪れているかを知るためのものです。例えば、下記はあるキーワードでGoogle(Yahoo)検索に表示されているページです。
表示回数もクリック数はたいしたことはありませんが、注目してもらいたいのはCTR(クリック率)です。クリック数は表示回数から何回クリックされたかの数位で、クリック率(CTR)はクリックされる割合です。
上記の図でわかるように34%ですので、このページは検索したユーザーの約3人に1人がこのページにたいしてクリックしたことがわかります。
ウェブを広告と考えた場合、検索エンジンからホームページへのCTR(クリック率)が高くても、次に目標としている問い合わせな件数や購入件数が低ければ、そこには何か別の問題があることが検証できます。
問題となる部分は業種や職種によりさまざまですので一概には言えませんが、例えば「お店のサービスはユーザーののぞむものではなかった」などがあげられます。
逆にクリック率が低くても、コンバージョン率(成果率)が高ければウェブとして問題はありません。
また、コンバージョン率が高ければプロモーションの投資サインがでていることもいえます。
ウェブページの投資サインとは年間いつまでも点灯しているわけではありません。年間で10日くらい点灯しても残りの11カ月以上は消灯していることもザラです。だから、投資シグナルがでる瞬間を見逃さずに先手を打つことです。
投資シグナルがでる瞬間も職種、業種、市場、流行によりさまざまですが、わかりやすい例をあげるなら「TVで放映された」、「ヤフーのトップニュースに掲載された」などの大きな媒体が絡んだ場合は確実にウェブページのトラフィックはあがります。ヤフーのトップニュースともなればPVは日頃の20倍〜100倍以上あがります。
当方の関わるショップさんでは、このさい、キャンペーンを併用した結果、売上はそれまでの月平均の12倍以上の売上となりました。また、富士通との連携から震災後に注目された医療機関さんはそれまでのトラフィックは10倍以上となり、新聞12社から報道までとなりました。
そのためには正確な数字を把握しなければならないわけですが、案外、この数字を間違えて把握している人は多い。例えば、アメブロのアクセス解析の数字はGoogleに比べてかなり大きい。もう有名な話しかもしれませんがアメブロのアクセス解析の数値はGoogleに比べて約3倍〜8倍の差があります。
これらは指数ですのでどちらを基準にしても良いわけですが、2つの指数を混在させてしまうと全く意味がありません。
だから、こんなときにただ喜んでいるだけにならないためには計画的なウェブ構築をしていく必要があるのです。