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印刷物の豆知識 チラシとWEBのそれぞれの得意分野01

依頼する方が失敗しないデザインイメージの伝え方

デザインを依頼した場合に、伝えたデザインイメージと完成したデザインに差があることを「デザインイメージの不一致」と呼びます。この原因はいろいろありますが多くの原因で伝達のズレがあります。


はじめてデザインを依頼される方は、失敗しないために是非、この記事をお読みください。


不一致の起こる原因

  • 色の連想の伝達ミス
  • イメージの伝達ミス

色の連想とイメージの伝達について、具体的な説明をしていきます。


色の連想とは

色はあるキーワードから頭の中に連想ができます。カラーガイド

例えば「さわやか」「清潔」で連想できる色は何色でしょうか?一般的な代表的な色では白、グリーン、青が該当します。


こんな風にキーワードから色を連想していくことができます。これが色の連想です。 しかし、この方法でデザインイメージを伝える場合、危険なケースもあります。これは極稀に「さわやか」「清潔感」と言うキーワードから赤を連想する人もいらっしゃるからです。


一般的に赤は暖色系の色ですので「熱い!」「情熱」と言ったイメージによく使われます。(右記の図を参照)しかし、大半が同じ連想をしても全員がそうとは限りません。つまり、人によって連想した色が違うだけでもデザインは大きく変わってしまいます。


イメージの伝達とは

共通のイメージできる名詞

イメージの伝達は「これから作りたいもの」を言葉を使い相手に伝達することです。しかし、具体的な説明と、抽象的な説明では受け取る側のイメージに差がでてしまいます。


誰もが具体的にわかるものをあげることで共通の理解ができます。例えば「東京タワーのような」「世界地図のような」具体的にわかる名詞で伝えれば、相手とイメージを共通の理解ができます。


しかし、抽象的なイメージを伝えた場合は危険です。

例えば「アート的な雰囲気」「大人の女性の雰囲気」などは、アートにもさまざまなジャンルがあって、大人の女性にもさまざまな人がいます。つまり、抽象的になればなるほど、相手のイメージするものは変わってきてしまうのです。


伝達の不一致を少なくするためには?

伝達の良い方法は、相手が目で見れる具体的なものを知らせることです。

  • 知らせたいデザインの雰囲気がホームページにあればそのページのURLを知らせる
  • 紙広告や写真であれば、郵送や写真撮影したものを送る

イメージを依頼する側に言葉だけで伝える場合

  • 具体的な色や雰囲気を伝える
  • 相手と共通のイメージのできる名詞、名称をできるだけ多く使う
  • 抽象的な言葉は極力、使わないようにする

具体的に見れるものや、文章に名詞を多く伝えることで伝達の不一致は少なくなります。

伝達漏れにより、デザインを再作成しなければならなくなり、余計な出費をしないために是非、本記事をお役立てください。


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